ACLS１日看護学生限定コース

看護学校では、BLS（一次救命処置）を学びます。その先の治療については教科書レベルで学習をしますが、詳細な内容まではすることはありません。

当サイトのインストラクターは看護学校に勤めながら、インストラクター活動をしております。今年度卒業をされる看護学生や医療系学校を卒業する方向けにコースを開催したいと思います

〜救命の連鎖〜

救命の連鎖は、傷病者の命を救い社会復帰に導くために必要な一連の行いを言います。

この６つの輪が途切れることなくすばやくつながることで救命効果が高まります。

道端で倒れている人がいたら119通報・人集め・胸骨圧迫・人工呼吸・AEDなどを使いますよね？これがBLSです。救命の連鎖で言えば、左から2番目と３番目に当たります。

対して、心肺停止（＝CPA）患者に対する心肺蘇生・原因検索・薬物投与・除細動・ROSC（＝心拍再開）後の治療を行うのがACLSです。救命の連鎖で言えば、４番目と５番目に当たります。その他、心停止に直結する重症不整脈である頻脈や徐脈に対する治療なども学びます。

ACLSを学びたい学生さん向けへ

ＡＨＡの公式ＡＣＬＳコース参加となるとまだまだハードルが高いようで、循環器をはじめとする現役バリバリの医師の受講が多く、学生が受講するのはかなりためらわれると思います。

また頑張って参加したものの背景となる知識量に差が大きすぎて萎縮してしまい、普段の実力すら出せずに終わってしまった方もいると思います

そんな学生さんに、学生向けＡＣＬＳコースを開催することといたしました。

想定受講者を学生に限定することによって、入り口を揃え、その中でハイクオリティの講習をすることを目的にしています。

オリジナルセミナーの開催

学生さん向けA C L Sコース向けのため、当日担当インストラクターより事前勉強会を開催いたします。

（内　容）

• ACLSに必要な心電図理解
• 蘇生にはBLSが基盤となるBLSを理解しよう
• ACLSのアルゴリズムを理解すれば動けるようになる