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医師・看護師・救急救命士など、救命のプロフェッショナルのための一次救命処置(Basic Life Support)を半日で習得します。
小児・乳児への心肺蘇生法も標準で含まれます。その他、バッグバルブマスク換気、呼吸停止者への補助呼吸、2名の救助者での協働、チーム蘇生など、日本国内の一般向けCPR講習では扱わない実践的な救命スキルも習得します。
医学的知識の理解など、高度な内容を含みますが、受講に際して資格制限等はございません。より深く救命法を学びたい方であれば、どなたでもご参加いただけます。
コースでは全年齢層に対する質の高いCPRを行うスキルを習得し、 救助者が一人の場合と複数の場合のいずれにおいてもスキルを実践できるように練習を致します。
心停止を認識し、迅速に救急対応システムへの出動を要請するとともに質の高いCPRを自信をもって対応できるようになります。
COVID-19により呼気での吹き込みは問題とされている中、バックバルブマスク(BVM)での換気が求められています。バックバルブマスクの手技を実施するためには訓練が必要であり、胸の上がる人工呼吸を実施するのは難しいです。当サイトでは、受講者少人数制のため、手技を納得するまで練習することが可能です
看護専門学校や看護大学、5年一貫校でも授業単位として救命処置は学んでいますが、市民レベルでの講習会です。院内でも新人職員に対してBLS研修はありますが、成人に対する胸骨圧迫、AEDによる除細動のみで留まっていることが散見されます
看護業務をしている中で、急に小児が来院することもあります。処置中に小児が心停止になることも無きにしも非ずです。医療のプロとしては医療従事者レベルの救命処置は身につけておく必要があります
胸骨圧迫や人工呼吸の手法を学んだとしても、1人で黙々としてできるものだはありません。心肺蘇生の現場では、チーム医療が大切です。
BLSコースでは、10分間の蘇生をチームで行います。単なる技術習得ではなく、チームシュミレーションを通してチーム医療の大切さを学ぶことができます
受講資格:どなたでも受講可能
受講人数:4〜6名
受講料: ¥15,000(税込)
※ テキスト代は含まれていません
テキスト
BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020 準拠
コース時間:約6時間
筆記試験
84%以上の正解 (25問中21問正解が必要)テキスト・資料持ち込み可
実技試験
成人への一人法CPR+AED、乳児への二人法CPRとBVM換気